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随筆「私の英語勉強法」
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M・ミオ(京都市・主婦・27歳)
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 まだまだ発展途上の私が「英語勉強法」について、影響を受けた方がお二人いらっしゃいます。それは、グレゴリー・クラーク氏(多摩大学学長)と、辻井升雲(ショーン・ツジイ)先生です。
【私の大学時代】
私は多摩大学出身です。(東京都多摩市にある新設大学ですがご存知でしょうか?)2年生になった春、突如グレゴリー・クラーク氏が学長に就任しました。直後にクラーク学長自ら、日本の英語教育と勉強方法についての講演があり、そこで私はショックを受けたことをよく覚えています。
・英語は耳から聞いて口から出すもの
目で覚えた英語は覚えられない
 この2点は、目で覚える受験英語を続けてきた私には衝撃的でした。同時に大学の英語の授業内容もガラリと変わったのです。その最初の授業も私には驚きの連続でした。クラーク氏と同時に大学にやって来たネイティブ講師が、授業では一言も日本語を話さないのです。カタカナ英語しか聞き取れない英語教育を受けてきた不幸な私は、全くのちんぷんかんぷんで、そんな第1回目の授業が終わるとそのネイティブ講師は出席している学生全員にカセットテープを配り、一言。「このテープには、クラーク学長が吹きこんだ英語が入っているから、来週までにテープ起こしすること!」
 そのテープを家で聞いてみると、確かにクラーク学長の声でやたら長い英文。ほとんど聞き取れない。そのとき、クラーク氏が「大学の英語を変える」というのは本気だったことに気づかされましたが、若かった私は、こんなの毎週できるわけがない!と、英語を履修するのをやめてしまったのです。
【英会話スクールへ】
卒業してから今まで、会社で英語ができないと仕事にならないという状況におかれたことはなかったのですが、映画や洋楽を聞いていて、もっとわかったら人生楽しいなという軽い気持ちから、英語を始めようと思いました。そして今年、英会話スクールを探していた時に「ツジイイングリッシュスクール」のHPの中に、テープ起こしの重要性が説かれていたのを見つけ、クラーク氏と同じことを言っているので私の英語力を伸ばしてくれそうだと直感して、門を叩いたのです。
 I like playing skiとかのメチャクチャな英語で、スクールのネイティヴ講師もよく付き合ってくれたなと思うほど、全くの初心者だった(今も?)私に、更なる衝撃を与えたのは、升雲先生がスクール生向けに執筆された「英会話マスターへの最短距離」の小冊子です。ほんの10ページでしたが、今でも私のバイブルです。
【升雲先生のアドバイス】
 「英会話マスターへの最短距離」を信じて勉強しようと心に決めた私は、升雲先生に言われた通り、まずは、中学1年〜3年の英語問題集3冊を、1ヶ月で終わらせました。「二度とやらないのだから、バシバシ書きこむ」は、最高のアドバイスでした。だからすぐ終わった!
「ラジオ英会話に興味を示さない人とは交際するな」
 これは冊子の中での強烈な一言でした。そして私は、冊子のアドバイスどおりにヘッドホンで集中して聞くことを忠実に守り、NHKラジオ講座を始めた。でもやっぱり最初は全然聞き取れない。テキストを見てもそうは聞こえない個所が盛り沢山。そう悩んでいるときに、幸運にもスクールで升雲先生からプライベートレッスンを受ける機会がありました。
 そのときに、私が「何度聞いても聞こえない単語はどうすれば?」と尋ねたところ「それは、部分部分を取り出して聞こうとするからであって、言語はセンテンス全体で聞かないと!『オハヨウゴザイマス』の『ウ』がうまく聞きとれないと言って悩むようなものだ」と、升雲先生。帰宅して、バイブルである「英会話マスターへの最短距離」を再び開いてみると「英語固有の美しさに気づき、音楽を楽しむように・・・」とうたっているではありませんか!それからの私は、聞こえない部分が気にならなくなったのです。
【私のラジオ講座勉強法】
 忙しい日が続き、でも聞き続けるためにはどうしたらよいかを考え、独自にあみ出したのが以下の方法です。短時間で、集中して、なおかつ続けるために自分にプレッシャーを与えないのが大前提でした。この方法に確定するまで、2ヶ月くらいかかり、今では完全に日課となりました。それではお待ちかね(?)の私の勉強方法を発表します。
1:予習について
NHK講座のテキストは何しろ私にとっては面白い。1ヶ月で一テーマが終わり幼稚園の子供を持つ母親の小学校受験の話題だったり鼻ピアスや電車内で騒ぐ若者の話、今月は海外旅行の話題。いつも、明日どうなるのだろうって思う。だから、楽しみは明日にとっておく。それが明日予習する原動力になり、番組を聞くことにつながっている。その日に予習すれば、その日に聞きたくなる。だから毎日聞く。
2:意地でも録音しない
私にとってNHK講座は一期一会の世界!二度と聞けないと思えばものすごく集中する。復習の為になんて言っても、私の性格では絶対に聞かないと思ったから正当な理由でも録らない。なぜなら、復習のために聞きたい日にも、その日の番組があるではないか!いつ でも聞ける=いつまでたっても聞かない、それはもう百も承知。では、聞く気はあるけど、用事があって、どうしてもその時間に聞けないときは?その日は縁がなかったということで、それでも録音しない。そういう日は完全独習。15回くらい音読して、終わりにする。
3:ひらがなで書きこむ
二度とそのページは開かないくらいの勢いで、どんどん書きこむ。もちろん、英文を口に出しながら。区切り、語尾が上がるところ、強調して言っている単語、聞こえてこない(言っていない)単語、発音の仕方などを、「ひらがな」と「記号」だけで書きこむ。今までの概念を捨てて、聞こえた通りに書く。自分さえわかれば良い。例えば、at allは「あろ〜る」Why not は「わいなー」という風に。それに、ひらがななら聞きながらでも、すばやく書ける。Nope!の横には目玉の絵を書いたりした。目をひんむいて言う感じがしたから。
  以前、升雲先生のレッスンを受けたとき、重要なアドバイスをいただいたことがありました。ずっとネイティブらしく言える自分に感動し、カタカナから離れるために「ひらがな」のルビを取り入れました。でも4ヶ月経った今では、知らない単語以外はほとんど書く必要はなくなりました。区切るところや語尾も含めてやっと、英語のリズムを口が覚えてくれました。
4:3回音読する
直後にやると結構うまく音読できるので、頭ではなくて口に覚えさせる。このときに、ひらがなのルビが非常に役に立つ。頭で覚えようとすると、それがプレッシャーになるので、覚えようとはしない。口が覚えてくれるのを信じるのみ。クラーク先生も言っていた、英語は耳と口って。
5:次の日に3つのセンテンスに赤線を引く
私の場合、一日にお気に入りのセンテンスは毎日3つくらいは必ずある。でも、その日のうちに赤線を引いてしまいたいのを我慢して次の日の復習の原動力にする。でも、プレッシャーになるので、覚えようとはしない。赤線で結構目立つので、日頃からテキストを持ち歩き、電車の中や歯医者の待合室でパラパラ見る。一日に三文だけだから、復習にプレッシャーを感じない。だから自然と覚える。
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 以上が私の勉強方法です。長々と偉そうに書いてしまいましたが、まだまだ私も発展途上です。
 未経験者の私が、今のようにある程度話せるようになれたのは、升雲先生のアドバイスのお蔭だと思います。これは、升雲先生への御礼と、英語上達に悩む初心者に少しでも参考になればと思って書きました。升雲先生のおっしゃることさえ実行すれば必ず話せるようになると初心者の私でも思います。
 最後に、お金がなくても時間がなくても、NHK講座なら誰でも聞き続けられると思います。私は、仕事をしながら、更に主婦業をこなしながら、聞いています。1日30分あれば大丈夫!27歳で英語を始めた私!私より若くて結婚もしていないのなら、聞けない方が????

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